【真面目な性格のあなたへ】もっと人生を楽に生きよう

【真面目な性格のあなたへ】もっと人生を楽に生きよう

こんにちは。メンタルセラピストのけんたです。

いきなりですが質問です。下記の項目に1つでも当てはまりますか?

・弱音を吐くなんてかっこ悪い
・仕事は必ず自分がやり遂げないといけない
・人に迷惑かけちゃいけない

おそらくほとんどの方が1つは当てはまったのではないでしょうか?

私も当てはまります。
そんなあなたは立派な「真面目な性格」と言えます。

しかし、真面目な性格な方ほど心が疲れやすく、日々つらい思いをされている方が多いです。

真面目すぎるが故に、一人で抱え込み、できない自分を責めてしまうわけです。

自分を責めてしまうということは、「自分で自分を傷つけてしまっている」ということです。
常にそういう状態では、やはり心も疲れてしまいますよね。

本記事では、そんな真面目なあなたへ向けて書きました。
もっと気楽に、自分を責めず、心に余裕をもって生きられるようになるためのポイントを紹介します。

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

完璧じゃなくていいんです

真面目な方は常に「完璧」であろうとします。
自分ではそんなに完璧主義じゃないよ!と思っていても、やはり責任感が強いため、中途半端な状態では満足できず、一人で抱え込んでしまうのです。

そもそも、世の中に「完璧」など存在しません。
自分にとっては完璧でも、他人からみたら「〇〇がダメだ!」となる場合もあります。
もちろん逆の場合もあります。
自分にとってはまだまだダメだ!と思っていても、他人からみたら「いいじゃん!」となる場合もあります。

つまり、「完璧」というのはとても主観的なものなのです。

ですので、自分にとっての完璧を目指すのではなく、目的を達成するための「最善」を尽くすことを意識してみましょう。

精一杯取り組んだ時点で上司に相談、同僚に相談、他の人の力を頼ってみませんか?
頼られて気分が悪い人はほとんどいません。

真面目な人ほど、頼るのが苦手だったりもするのですが、言ってみると案外協力的にサポートしてくれるものです。

一人で完璧を目指し、苦しい思いをするのではなく、最善を尽くし周りの方にドンドン助けていただきましょう!

やるべきことより「やらないこと」を決めよう

日々、たくさんのタスクがあると思います。

どれもこれも、「やらなきゃいけないこと」ですよね。
でも、それって本当に「あなた」がやるべきことでしょうか?

もちろんあなたがとても経験が豊富であなたしかできない仕事があるとします。
しかし、考えてみれば「会社」というのは、多くの人が能力差に関わらず「一定の成果」を出せる仕組みを作っているから経営できているわけです。

「特定の誰か」しかできない仕事ばかりだったら、その人が辞めてしまったら大変こまりますよね。
だからこそ、「マニュアル」があり、社内のルールに則って仕事をすれば誰でも一定の成果がでるようになっています。

しかし、真面目な人ほど断るのがあまり得意ではないため、つい自分ひとりが抱えてしまいがちです。
自分がやるべきこともあるのに、頼まれると受け入れてしまう、、。

そして細かなタスクも積み重なり、自分のやるべきことに集中できず心も辛くなっていきます。

こういった状態にならないためにも、「断る勇気」と「やらないこと」を決めることがとても大切になってきます。

まず、断っても怒られませんので安心してください。
はっきりいってくれた方が、対処しやすい(他の人を探すなど)ため、上司からしたら断られるのは別に問題でも何でもないのです。

真面目な人ほど人柄もよく、上司からみたら「頼みやすい人」なわけです。
その方がコミュニケーションコストも少なくすむし、ありがたい存在なわけですね。

しかし、大切にすべきは「自分の心」です。
嫌だな〜、きついな〜と思っていても、その気持にフタをしてやり過ごしていると、どこかで無理がきます。

もっと自分の気持ちに正直になり、堂々と「断りましょう」。

また、「やらないこと」を決めるのがとても大切です。
あれもこれもと引き受け、いっぱいいっぱいになってしまう前に、自分のやるべきこと、自分の得意なことを明確にしましょう。

そして、自分がしなくても良いことを他の人に頼んだり、または外注することも検討しましょう。
上司に〇〇の業務は外注していいですか?といった提案をしてみるのも1つの手段です。

自分が特にパフォーマンスを出せる業務に注力することで、評価もあがり、効率よく仕事を進めることができます。

くれぐれも「なんでも屋」さんになってしまい、本来の自分のパフォーマンスが出せずに評価も上がらないということにならないという状態にならないよう意識してみましょう。

自分を思いっきり褒めよう

最近自分を褒めましたか?
中々、自分に対して「褒める」ということをやっていないのではないでしょうか?

ときには自分に厳しくする場面も必要ですが、すでにあなたはとても頑張っています。

なにも仕事だけに限定せずとも、朝毎日遅刻せず出勤している、、とか、仕事から帰宅してからもやるべき家事をこなしているとか、、些細なことでも、あなたが毎日続けていることなどあれば、それは立派なことです。

十分に自分を褒めてみましょう!

・毎日遅刻せず出勤している自分。偉い!
・仕事で疲れていても、きちんと食器洗いしている自分。すごい!
・休日はしっかり自分を休めることができている。偉い!
・仕事ではこまめに報告することを意識し、連絡が漏れることがないよう気を付けている。さすが自分!

真面目なあなたは「そんなの当たり前」と感じるかもしれませんね。
でも、その「当たり前」なことができずにいる人もたくさんいますし、それを継続できていることは素晴らしいことなのです。

最初は照れくさいかもしれませんが、心から自分を褒めてみましょう。
そうすることで、自己肯定感もますます高まり自分のパフォーマンスを高めることにも繋がります。

まずは、日々頑張っている「自分」を十分に認め、褒めてみましょう!

まとめ

いかがでしょうか?
真面目で責任感が強いあなたは、つい頑張りすぎて「自分」をないがしろにしてしまいがちです。

しかし、無理をして疲労が重なり心が疲れてしまってからでは遅いのです。
体の不調は目に見えやすいですが、心の不調は目に見えづらく、対処するのも時間がかかってしまいます。

知らず知らずに小さなストレスが溜まり、突然動けなくなってしまう、、なんてこともあるのです。

真面目な方ほど、自分にムチを打って頑張りすぎてしまいますが、そんなときほど「自分」に意識を向けてみましょう。

心が疲れていないかどうか、無理していないかどうか、誰かに頼ることはできないだろうか、、。
一人で抱える必要はありません。

完璧にこだわらず、自分の心を守ることを最優先にしてみましょう。
もっと気楽に、自分を大切に生きてみましょう。

きっと自分のやるべきことに集中することができ、さらに自分らしくイキイキと過ごすことができるはずですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。